Hakuto-日記

定年後を楽しく、生きたい人生を生きる!

日本一周の自転車をフレッシュアップ

日本一周を達成して約2ヶ月半が経ちました。

その間に新型コロナウイルスの脅威に世界中が怯える事態になりました。

日本も緊急事態宣言が総理から発出されて、外出自粛や店舗の営業自粛等でこれからどうなるのか不安を感じながら生活しています。

こんな状況になる前に自転車日本一周を終えられてとても幸運だったと思っています。

 

外出自粛している中、旅のお供をしてくれてボロボロになったマイバイクをフレッシュアップし、ついでに勉強のためホイールを手組みしてみました。

こんな時、通販で買い物できるのは本当にありがたいことです。

 

 

旅を終えた直後のバイク

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1.自転車をバラしてクリーンアップ

2.ホイールを手組みホイールに交換

3.2に合わせてハブも交換

4.クランク・チェーンリングを交換

5.フロントとリアのディレーラーを交換

6 スプロケットを交換(7段から8段に変更)

7.シフトレバーをダブルレバーからSTIレバーに交換(当然ブレーキレバーも)

8.フロントブレーキをカンチからVブレーキに交換 

9.チェーンの交換

10.まとめ

 

 

1.自転車をバラしてクリーンアップ

 

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BB以外すべてバラした

油汚れを落としただけでも色鮮やかに。コンパウンド系はこれまでやりすぎて塗装が薄くなっているので今回はやりません。

 

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ヘッドパーツ

ヘッドパーツ。ベアリングが破損していた。

 

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ホイール

今回ホイールは交換です。

 

2.ホイールを手組みホイールに交換

ホイールは、6本組のイタリアン組みです。ホイールバランスもとりました。一番悩んだのはスポークの長さの割り出し方でした。自動で長さを算出できるWebページを作ってくれている方が何人かあったのですが、用語がわからず苦労しました。長さが決まってからは、今度は購入できるお店探しに時間がかかりました。誰かのブログで書いていたのを見つけ前橋市のサイクルショップタキザワにたどり着くことができました。ただ、ニップル付きであるとは知らず、アマゾンに注文して無駄にしてしまいました。出来は・・・まあ、初めてにしては上出来かな。振れ取りは本当キリがないです。

 

3.2に合わせてハブも交換

ホイールの中心、ハブはまだまだ使えそうです。昔の安いバイクですが、シマノ製のソコソコのものがついていました。

 

4.クランク・チェーンリングを交換

チェーンリングとクランクを交換するにあたり、3段から2段にすることを考えました。けれど、BB(ボトムブラケット)がどうしても外せないため、スクエアタイプのクランクを探すことにしました。まあ、ガタもないのでいいかなと。互換性やバランスなどを考え、MTB用の3段で今までと同じサイズの48-38-28にしました。新しいものにはチェーンガードがついています。なお、8速対応です。

BBを外すには自転車屋さんに頼むしかないのですが、自分でやって少しナメてしまったので、外せるかどうかはわかりません。もし、外せたら清掃してグリスアップしたいです。

 

5.フロントとリアのディレーラーを交換

フロントとリアのディレーラーをクラリスで統一しました。リアは8速対応です。

 

6 スプロケットを交換(7段から8段に変更)

スプロケットも7速から8速に交換。シマノの互換表を見てリアディレーラーと適合するものを選びました。

 

7.シフトレバーをダブルレバーからSTIレバーに交換(当然ブレーキレバーも)

今までのダウンチューブにつけたダブルレバー、そしてドロップハンドル用のブレーキはどちらも手触りが良くて気に入っており、8速にも対応していたのですが、もう一台のロードバイクと操作が違うと混乱するのではないかと思い、統一してSTIレバーにしました。だた、重量は増えました(写真ではシフトケーブルが抜けてますが、16gありました。よって、224+106+16=346g  から519gとなり173g重くなりました)。なお、ディレーラーと同じクラリスを採用しました。

 

8.フロントブレーキをカンチからVブレーキに交換

フロントブレーキのみカンチブレーキからVブレーキに変えました。Vブレーキの方が効きがいいです。雨の日には変わらないかもしれませんが、カンチブレーキは晴れていても効きが悪いです。日本一周のとき、重い荷物をつけて急坂を下ると目一杯レバーを引いても結構スピードが出てしまい怖い思いをしました。もし、途中に交差点があったらやばかったです。

 

9.チェーンの交換

チェーンは早めの交換が良いということです。見た目にはわかりませんが、伸びてくるのだそうです。そうするとチェーンリングやスプロケットとうまくかみ合わなくなり、ギアが抜けたりチェーンが外れたりします。そうなると歯車の歯が削れて寿命が短くなるということです。外したスプロケットを見たらだいぶ削れていました。

旅の途中、フロントのインナーになかなか入らず、無理していたらチェーンが切れました。その日のうちに一関の自転車屋で交換してもらうことができて旅を続けられました。本当に助かりました。その時のチェーンにはKCと書かれていましたが、メーカーはわかりません。そのチェーンで1万キロ以上走行しました。

 

 

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フレッシュアップしたバイク

 

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きれいになり、ギアチェンジもスムーズ


 

やっと組み付けが完了し、シフトも調整済みです。

 

10.まとめ

今回はフレッシュアップということで、基本は消耗部品を交換しました。だから軽量化のグレードアップを計ったわけではありません。

今後、再びツーリングに出かけるかはともかくとして、丈夫で長持ちで自分でメンテナンスができることを考えてパーツを選びました。

そして、長旅で疲れた自転車を隅々まで清掃してあげたことで、自分の気持ちもフレッシュアップすることができました。フレームに少々サビは出ているものの亀裂等はないのでまだまだ乗ってあげることができそうです。

あたなの物置に古い自転車が眠っていたら、どうぞフレッシュアップしてあげてください。

外出自粛で時間を持て余しているようならぜひチャレンジして見てください。自転車の知識も得られるし、なにより綺麗になった自転車を眺めるのはとっても気持ちがいいですよ。